ざく(1)

 ひとつのコンペなのである。

 友人AS氏の日記に自分との論議のことが記載されていました。

 たいした論議ではなかったのですが、日記の世界に引きずり込んだ(大げさ)張本人として、その挑戦(?)は受けて立つしかありません。題して…、

 ザクではないのだよっ!ザクではっ!!(核爆)

 ということで「ガンダムSEED−デスティニー−のザクウォーリアーは許容範囲か?」というお題でーす(爆)AS氏は肯定派。自分は否定派になります。直接の論議では一方的にボコられて完敗(泣)昔から論議は苦手だったからねぇ…(汗)うまい答えが見つからなかったので、「ガンダムMk-2」は“良”「ザク・ウォーリアー」は“不可”という主張をまとめてみました。

不自然さ
 「ザク」というのは宇宙世紀時代の機体。「Mk-2」のように同じ歴史の流れでその派生が出るのは自然ではあるが、SEEDという異世界で登場というのはナンセンス。なおかつ、前作でその存在が微塵も語られていないというのが−デスティニー−の“ネタ”のなさを露呈している。ちなみに主役の「ガンダム」は作品名になっているので例外としているが、宇宙世紀以外の「ガンダム」を自分はびみょーに納得できていない。

安易さ
 「ザク・ウォーリアー」というまんまの名前。元のザクをスマートにしただけの機体形状。換装パーツはバックパックと手持ちの武器だけ。…などという安易さを醸し出している。初代より15年経過している「逆襲のシャア」でさえ、ザクの派生機「ギラ・ドーガ」が登場しているのにも関わらずである。また、「Mk-2」のようにコア・ブロックシステムの代わりに脱出ポッドを採用した、などというよく練られた設定がない。せめて「0083」の「ジムキャノン」の追加装甲というようなアイディアが欲しかった。