あいず。

 画龍点睛を欠くのである。

 へっぽこ山岳隊のお時間がやってまいりました(爆)今回のターゲットは長野県にある雨飾山でした。

 ただでさえ遠い長野県なのに、雨飾山は北部に位置して山頂からは日本海が見えるとのこと。…遠かったなぁ(泣)

 それでも遠くまで来た甲斐がありました。気候と天候に恵まれたという幸運も手伝って、来てよかったと思いました。

 今にも落ちてきそうな満天の星空。薄靄に包まれた早朝の森での深呼吸。薄紅色に染まる雲を見上げながらの出発。さわやかな風を感じながらの登頂。山腹から見下ろす雪の白さと紅葉の赤のコントラスト。渓流のせせらぎを聞きながらの休憩。そして、山頂で自分らを待っていたのは視界の半分に広がる日本海。その圧倒的な迫力には目がくらみました。

 多少の泥濘に足を取られながらも気持ちよく登ることが出来ました。…が、それだけではわざわざこの日記に書きません。罠は必ず待っているのです(笑)それは…

 下山コースは大渋滞でした(爆)

 登山者が多すぎて、狭い登山道では登りと下りで登山者がかち合っていました。その原因はとある旅行会社が、前日の降雪の影響で日程を変更し、本日の雨飾山に登山者が集中したためです。自分が見ただけでも20人パーティーが6組ほど(汗)あと2組増えれば08小隊ごっこができるぞぉ…(笑)

 シチュエーションとしては行列のできるラーメン屋(爆)何の為に山に登りに着たのかわかりません。あちこちから「落ち着け!」との声があがりますが…、それだけみんなイライラしてたんだねぇ。結局、20分待ちで下山コースにたどり着けました。が、その後もじゃんじゃか上ってくる大部隊に辟易。まあ、人のことは言えないけどねぇ…(汗)

 おかげでせっかくのさわやかさが台無し。文句ぶーたれながらの下山となりました。…どちくしょう(泣)