はんど・おん・まねー。

 さまよい歩くのは身か心か?
 週の仕事納めの金曜日、会社でスキー部の会合がありました。内容は今年の活動方針を決めるとのこと。部員である自分は遅れながらも駆けつけたのですが、決まったことはテニスとバレーボールと温泉卓球と登山と射撃とサバゲーをやること。…全然スキー部の活動内容じゃないじゃん(汗)やはり、居酒屋で会合をしたのが敗因かと思われます。ちなみにお会計は一人あたり¥6000弱。チェーン店あ○たろうでこの金額なので、改めてスキー部会合の驚異を感じました(笑)
 会合がお開きになったので同じ方向に帰る人たちと駅に向いました。そして、切符を買おうと財布を開くと札が見あたらない。そいや、銀行に行ってなかったなぁと気がつき小銭を見ると…、所持金が¥154であることが発覚。これじゃG○kuri!しか買えないじゃん!と驚愕する自分(笑)
 しかし、心配なさるな!我々には人類の英知、コンビニATMというものがある!!と自分に言い聞かせ、会社の人たちに別れを告げて孤独な旅に出たのです。…それは辛く悲しい孤独な旅でした(泣)
 コンビニぐらい近くにあるだろうと楽観し、事実、駅前のコンビニに入ったのですが、肝心のATMがありませんでした。まあ、一件ぐらいないのはしょうがないだろと次のコンビニに行くも、…やっぱりATMはありません。その後、何件かコンビニを回るにもATMの存在はなく、絶望感に際悩まされました。人類の英知とはこんなにも無力なものなのかと…(泣)
 街を彷徨う自分に届くのは、遠くから聞こえてくるストリート・ミュージシャンのサックスの音色。その音色は悲しみに満ちたものであり、人混みの中にいながら孤独を感じたのは始めての経験でした。
 無一文の自分には夜露をしのげるひさしもなく、このままいっそのこと拘置所の中でお世話になろうかと危険な考えが過ぎったのですが、ふと、気がつきました。そうだ!僕らにはまだK○BANという人類の英知が残っていたんだ!!(笑)
 駅前に戻り、K○BANでその所在地を尋ねると、あっさり発見されるコンビニATM。びばっ!K○BAN!!国家の犬の存在がこれほど頼もしく思ったことはありません(…ゼンゼンカンシャシテナイジャン笑)
 ちなみに、そのコンビニで買ったG○kuri!は、身も心にも沁み渡ったのは言うまでもありません(笑)