えぼりゅーしょん(1)

 悔しいのである。
 たまにですが、仕事帰りに無性にフォースがやりたくなることがあります。”そんなのいつものことじゃん”といわれると反論の余地はないのですが…(泣)ただ、普段と比べるとその欲求が遥かに強く、なにが起ころうともフォースをやる!というレベルなのです。たとえ原付通勤で確実に雨に打たれるのがわかっていたとしても…(笑)
 降り始めた雨にも負けず、根城としているゲーセンに行くと見知った常連さんが数人いました。その中にちょっと気になるペアが一組。一人は見知った顔でしたが、もう一人はごくまれに見かける顔。たしかレベル的にはそのゲーセンの中の上・上の下だったはず…。ちなみに自分のレベルは中の中。それならばと格上相手に早速乱入。ふと、気がつくと隣のシートには仲の良い常連さんが座ってました。
 彼との付き合いはフォース導入初期の頃からで、気心が知れている常連の一人です。今ではお互いに固定相方がいるものの、初期の頃はよく相方なってもらって一緒に勝率を伸ばす方法を論議していました。彼の使用機体は先日支給されたマイザーΗ(いーた)タイプR。軽量・弱装甲の為、機体コンセプトは回避重視。囮になるにはもってこいの機体です。
 それではいざ!と戦闘に挑むと…、どこでどう間違えたのかフルセットまでもつれ込んでの勝利!!内容としては辛勝でしたが「すげー!格上相手に勝っちまったよ!」とひそかに感動。その上まさかの2連勝。
「なんか良い感じ!」と調子ノリノリで第3戦。しかし、憤激する初戦の相手にリターンマッチを挑まれると、3本ストレートで獲られてあっさり敗退。「まぐれというのはこういうことか…!?」束の間の幸せは過ぎ去ったのでした…(泣)それでも我が辞書には”懲りる”という言葉はないので、りたーん・まっち!!(笑)