どりんく。

 自分はよく缶ジュースを飲みます。渇きを癒すという目的もありますが、気分転換という目的もあります。その為、飲む物は可能な限り自分のお気に入りを探し出します。
 最近のお気に入りはサントリーのゴクリ。ただ、今年のグレープフルーツのできはあまり良くなく、去年ほどの旨みが出てないような気がします。また、リニューアルされた午後の紅茶ストレートも、気になっていた後味が良くなっていてちょっとうれしい今日この頃です。
 ただ、安易に妥協すると地獄に叩き落とされるということが往々にしてあります。そんなエピソードをひとつ、お話します。
 とあるお昼休み。無性にホットコーヒーが飲みたくなった自分は勤務しているビルの売店に行きました。しかし、その売店にはあったかい缶のカフェラテしかありませんでした。自分は缶コーヒーが好きではなく、その上カフェラテは輪をかけて嫌いで、しかもそのカフェラテは飲んだことのない商品でした。一瞬、不安と好奇心で悩みましたが、カフェインを欲している体には勝てず、未体験ゾーン突入。
 キャップを開けて一口飲んでみると不安に軍配があがったようで体が拒絶。悲しいことに、貧乏性の自分は捨てるという選択肢は選べず、こんじょーでその商品を飲み干しました。その結果、毒というものはどういうものかということを体で覚えました…(泣)。
 午後の仕事にとりかかるも吐き気とげっぷに悩まされ、仕事には手がつけられず、トイレに行くも何もできずに机に戻ることがしばし。そして、何度目かに体内の毒素を体外に摘出することに成功。しかし、その直後に自分の体に寒気が襲ってきたのです。その寒気を感じた瞬間「これは熱がでるな」と直感し、案の定家に帰って熱を測ると37度8分。速攻、風呂に入って飯を食べて布団に潜り込みました。おかげで次の日は布団から起き上がれずに仕事は有休をとりました。
 正直、体が丈夫なのがとりえの自分が、缶コーヒー一本でここまで苦しめられるなんて思いもしませんでした。というより、こんな商品を販売するなポ○カ!!(爆)
 ちなみに布団から起き上がれなかったのは、熱を下げるためにエネルギーを使いすぎて体に力が入らなかったおかげです。その証拠に次の日の朝には熱は平熱まで下がっていました。