もっけ。
伝承、なのである。
アフタヌーンＫＣ「もっけ」の６巻がでました。
人外のモノが視える姉と、霊媒体質の妹。この姉妹が織り成す日常生活というのが大筋なのですが、読ませてくれるその雰囲気がツボに入りました。
地味でシュールな作風なのですが、特筆すべきは作者の知識と話の絡ませ方。日本古来からの言い伝えをしっかり魅せてくれるのです。読み続けると向こう側の住人が親しい存在になってくるのだからあら不思議（爆）でも、ほのぼのだけではなく闇の怖さというのもちらつかせます。そこも俺的ストライクといえるのですが（笑）
お気に入りの一作品なのですが、あまりにもウンチクが濃いので他人にゃ勧められないかも。自身でアブノーマルを呼称しているようなもんだしねぇ…（汗）
