しるばー・むーん。

 気がついているのである。

 夜が明ける寸前。スキー場の山々が出迎えるように陽光に染まる。

 染まる色は桃色。そして、徐々に変わるグラデーション。オレンジ色へと変化していくのがよくわかる。

 そんな光景を見下ろす、光り輝くシルバー。西の空に皿のような満月が静かに佇む。

 答えなど見つからない、と歌ったのは誰か?そんな言葉が重くのしかかる。静寂が答えなのかもしれないと、藍色から変わる空を一人見上げる。

 もうすぐ夜明け。太陽が昇る。否応が無くまた、一日が始まる。

 ちなみに…、

 似合わないのは重々承知しております(核爆)

 いや、カーステレオのシチュエーションとピッタリだったのでつい…(照)